三菱総研の取組み「Region-Tech」

三菱総合研究所では、デジタル技術を活用して地域課題の解決に挑む「Region-Tech」に取り組んでいます。 Region-Techの考え方は以下の通りです。

①住民コミュニケーションのデジタル化

地域におけるデジタル技術の活用は様々です。行政分野においては、個別業務や内部管理系業務についてはシステム対応が徐々に進みつつありますが、非定形の住民コミュニケーション関係は、電話や対面などアナログな対応がまだまだ主流で、このデジタル化が課題と考えられます。住民コミュニケーションのデジタル化は、住民ニーズの把握・活用や、業務・サービスのデジタル化につながります。

また、最近の若年層のコミュニケーション手段は、対面や電話からメールやソーシャルメディアに比重が移行しています。このようなコミュニケーション手段の変化に対応して、住民とのコミュニケーションの低下を防ぐ必要があります。

住民コミュニケーションのデジタル化が生み出す住民ニーズの政策連携

出所:三菱総合研究所

②普及技術の活用

スマートフォンの普及により、住民の情報取得・活用方法が大きく変わろうとしています。加えて、AIなどの新しい情報技術が実用可能なレベルに達しています。これらの活用可能なツールや技術を最大限に活用して、住民とのコミュニケーションのデジタル化に取り組むことが考えられます。

 

モバイル端末の保有状況

出所:情報通信白書 平成30年版
閲覧日:2018年8月29日

③標準化と共同利用

これまでの行政機関は、独自主義・自前主義の傾向がありました。しかしこれからは、限られた予算や人材で行政サービスの維持・向上を図る必要があります。そのためには、行政内部の業務改革・サービス改革とデジタル化に取り組むとともに、独自主義・自前主義をやめて、複数の自治体でサービスを共同利用する形に変えていく必要があります。そのためには、業務・サービスや情報の標準化が必要になります。

自前主義からの脱却

出所:三菱総合研究所