「AIスタッフ総合案内サービス」

三菱総研では、住民とのコミュニケーションのデジタル化に取り組む第一弾として、住民からの問合せ対応のデジタル化に着目しました。

◇部署によっては1日の業務の1/2が問合せ対応

以前、東京都狛江市の健康福祉課を対象に行われた業務調査では、電話と窓口での問合せ対応業務が、1日の約半分を占めました。そこで私たちは、まず問合せ対応業務のデジタル化から着手することにしました。

行政業務の分析例:狛江市における健康支援課の勤務状況(延べ勤務時間の割合)

出所:「自治体窓口サービスのあり方の調査報告書」
(2012年3月、財団法人東京市町村自治調査会)をもとにMRI作成

◇子育て支援分野の対象としたAIによる問合せ対応実証実験(2016.09)

三菱総研では、川崎市、掛川市(静岡県)の2市の協力を得て、2016年9月に、子育て分野の問合せにAIがチャット(対話)で答える「AIスタッフ子育て版」での実証実験を行いました。

利用者の9割が、サービスの継続を希望するなど、高い評価を得ました。

「AIスタッフ子育て版」実証実験参加者の継続利用意向

出所:三菱総合研究所

◇「行政情報標準化・AI活用研究会」の立ち上げ(2017.07)

行政機関でのAI活用を考えるため、三菱総研のプラチナ社会研究会の中に「行政情報標準化・AI活用研究会」を立ち上げました。単にAI活用研究会とせず、頭に「行政情報標準化」とつけたのは、とにかく独自主義を脱して共同利用を進めるために標準化を図ることを強調するためです。

研究会には、2019年1月31日現在で91団体に参加していただいています。

「行政情報標準化・AI活用研究会」

第3回オフラインミーティングの様子(2018.05.30開催)
撮影:三菱総合研究所

◇「AIスタッフ総合案内サービス」実証実験(2018.02-03)

「行政情報標準化・AI活用研究会」会員の中から35自治体の協力を得て、「AIスタッフ総合案内サービス」の実証実験を行いました。回答可能な分野は、前回の子育てから住民サービス全般に拡大しました。

今回も、利用者の約9割がサービスの継続を希望しました。

また、本格サービス化に向けた改善点や、多くの自治体で共同利用するためのノウハウも蓄積できました。

「AIスタッフ総合案内サービス」実証実験参加者の継続利用意向

出所:三菱総合研究所

◇「AIスタッフ総合案内サービス」本格サービス開始(2018.10)

実証実験の結果をもとに、サービスの改善と本格サービス化に向けた準備を行い、2018年10月から本格サービスを開始しました。


AIスタッフ総合案内サービス利用イメージ(PCからも利用できます)

出所:三菱総合研究所及び日本ビジネスシステムズ

◇無料お試しサービス

3か月間程度、無料お試しサービスをご利用いただけます。まず使ってみて、導入すべきかどうかをご判断ください。

◇LINEインターフェイス(オプション)

LINE公式アカウントを利用したAIスタッフ総合案内サービスもご利用いただけます。2019年3月までは試行的に提供し、2019年4月から本格サービスの提供を予定しています。

※ 「AIスタッフ」は商標登録出願中です。